沖縄に行ってみたいと思ったことはありませんか?
沖縄はとても人気があり、芸能人から一般人まで移住する方も多いですね。
沖縄の魅力と言えば、何と言っても青く澄んだ海です。私が住んでいるのは熊本ですが、あんなに青く澄んだ海を見ることはできません。
そして海の他に、南国のなんとも言えない雰囲気もいいですね。日本なのに外国にいるような不思議な気分になります。
私は沖縄が大好きで、現在は年に2回のペースで行っています。
だからこそ、沖縄旅行の交通費や宿泊費はできるだけ抑えたいと考えます。
沖縄に初めて行った20年前から今までの間に、いろいろなツアーを試したり調べたりしてきた結果、現在は格安で沖縄に行って泊まることができています。
今回は、どのようにして熊本から沖縄まで格安で行って泊まれているのかをご紹介します。
沖縄旅行をツアーパックで行くとどうなのか
ツアーパック(添乗員なし)は探せばたくさんありますが、熊本空港から那覇空港のパックは値段がとても高いです。オフシーズンでもそれは変わらないので、今まで一度も使っていません。
それなら福岡空港までは自家用車か高速バス(ひのくに号)で行き、福岡空港から那覇空港でのツアーパックではどうなるのかというと、だんとつにその方が安いです。
福岡空港⇔那覇空港の航空機利用で国際通り付近のホテルに泊まることを条件として安いプランを探してみると
スカイマークで行く!沖縄フリープラン2日間(那覇グランドホテル)
阪急交通社より
というのがあったので、このプランを例にとってお話ししましょう。
ちなみに、土日で沖縄に行くときには時間が少ないことを考えて、行きの航空便は始発の8時頃、帰りは15時頃の便にしています。この便を使って二人で沖縄に行き、ホテルのセミダブルの部屋を一室借りる条件で考えてみます。
このプランを使って土曜日に出発すると基本料金は15,200円です。これには往復の航空券代金と那覇グランドホテル一泊の宿泊代金が含まれています。
ここまではとても安くて言うことなし!なのですが、15,200円では行けません。航空便のフライト追加代金というものが登場します。
ツアーパックで航空便を指定するには、その便毎に決めてあるフライト追加代金を支払わなければなりません。フライト追加代金が付かない便ももちろんありますが、それで行くと中途半端な時間に着いて中途半端な時間に帰らなければならなくなり、ただでさえ時間が少ない一泊二日の沖縄旅行には向きません。
せっかく航空機を使って一泊二日で旅行するなら沖縄に滞在する時間はできるだけ長くなるように計画したいものです。
例外もあるかもしれませんが、ほとんどの場合、行きの便では始発~お昼まで、帰りの便ではお昼〜最終便はフライト追加代金が必要になります。
このプランの航空会社はスカイマークですが、行きの便の始発(8時頃の501便)のフライト追加代金は6,500円で、帰りの午後の便(15時頃の504便又は506便)のフライト追加代金は4,500円なので合計11,000円が基本料金に上乗せされます。
この時点でツアーパック代金は15,200円から26,200円になってしまいました。この値段でも、沖縄のツアーパックの中では格安ですが、ここで妥協せずにもっと工夫していきます。
しかし、ツアーパックではこれが限界でした。それなら別々に予約してみる方法でもっと安くならないのか…?と思い航空券とホテルを別々に探してみることにしました。
カイマークの”いま得”を使う
福岡空港⇔那覇空港の航空便の運賃を調べてみると、一番安く行けそうなのはスカイマークの”いま得”という企画の運賃でした。
”いま得”は、その日の予約席数によって価格が変動する航空券です。予約してから購入までの期日が2~3日に設定されていて、購入しない場合は自動的にキャンセルとなります。発売日こそ不定期で購入後の便の変更はできませんが、びっくりするほどの安さです。
その”いま得”の航空券を安値のときに予約することで、格安航空券を購入することができます。
私の体験では最安値は4,600円(現在は4,920円です)で、運よく往復4,600円で購入することができれば、沖縄に行って帰るのに9,200円しかかかりません。スカイマークの普通運賃は片道20,000円~25,000円くらいなので驚きます。そしてこの”いま得”にはもちろん、フライト追加代金は発生しません。
発売日は不定期ですが、事前にスカイマークの公式ホームページで案内があります。発売される搭乗日は半年くらいまとめてのことが多いので、”いま得”の安値チケットを狙う場合は1年くらい前から細目にチェックすることです。
発売開始日の発売開始時間から数時間は特に格安になっていて、その時間に予約できれば本当に格安で沖縄に行くことができるのです。
スカイマークの”いま得”の航空券を運良く格安で予約できたらもうひとつ、すぐにしておいたほうがいいことがあります。それは、座席指定です。現在は予約したらすぐに座席指定ができるようになっているので、一気にそこまでやってしまいましょう。
座席のおすすめの場所はというと、前の方ですね。着いたら早く降りられます。
ちなみにスカイマークの福岡⇔那覇の便に乗ると、キットカットとコーヒーがもらえます。でもこれは全便のわけではないようなので、もらえなかったときはあしからず。
国際通りから近いホテルに格安で泊まる
航空券を格安で購入できたら、今度は格安で泊まれるホテルの予約です。
沖縄旅行をしようと思ったら、航空券だけ手に入れても泊まれる場所がなければどうしようもありません。航空券を購入したら同時にホテルも予約しておきましょう。予約するのが早ければ早いほど格安で泊まれる確率は高くなります。
私の場合、宿泊するホテルは沖縄の繁華街にあたる国際通り付近に決めています。一泊二日の旅行では飲食と買い物がメインになり、飲食店やお土産屋さんが集まる国際通りはそれにもってこいです。
初めて沖縄に行く場合は、ホテルからの眺めが良くて建物自体も美しいリゾートホテルに憧れます。私もそうでした。せっかくの沖縄旅行なので、格安で泊まるのはリゾートホテルに飽きてからにしましょう。
国際通りに近いホテルにもいろいろありますが、私が重点を置いているのは格安でかつ、不自由なく泊まれることです。安いからといって不備が目立つようでは癒しを目的とした旅行が台無しになり、余計にストレスが溜まってしまいます。
そういった点を踏まえて、今の時点で一番気に入っているところをご案内します。
那覇空港からゆいレールで県庁前駅まで行き、そこから徒歩5分のところにあります。
ここは、私が一番おススメしたいホテルです。
朝食付きのプランにすると、地下の”松尾亭”で丁度いい規模のバイキングの朝食が食べられます。沖縄に滞在するとき必ず1回は、松尾亭の朝食をいただきます。毎回とても楽しみです。
そこで、このホテルの予約ですが、格安で予約するにはどうするのか?というのがポイントになってきます。
もちろん、ネットの予約サイトでの予約になりますが、果たして格安で予約できるサイトとは?
答えは”近畿日本ツーリスト”です。
私の以前の宿泊予約のメインは他サイトでしたが、なんと近畿日本ツーリストのほうにびっくりするほど安値のものが存在したのです。
那覇グランドホテルには以前から泊まってはいましたが、それは阪急交通社のツアーパックを利用したときのことで、ホテルだけの予約というわけではありませんでした。
ただなんとなく、ツアーパック料金が他に比べて安かったので利用しました。その時付いていたホテルがたまたま那覇グランドホテルだったのです。
その後、航空券とホテルを別々に取るようになって、いつも見ないような宿泊予約サイトもいろいろ調べてみました。それで、近畿日本ツーリストの公式サイトを見ることになりましたが、国際通りから近いホテルを探していた時に見間違いかと思うような安値のプランを見付けました。
那覇グランドホテルのプランが安い!
驚きました。他の宿泊予約サイトに出ている価格の半分くらいです。その上、早期予約だとさらに安くなります。見間違いではありませんでした。
国際通りに近いホテルで、このような安値で泊まれるホテルはめったにありません。
せっかくなので、現在出ている宿泊プランをご紹介しておきます。
国際通りまで徒歩30秒♪ 14日前までの予約がお得!
沖縄県※ 【早14】国際通りステイ!セミダブルルーム(1~2名)近畿日本ツーリストより
- 一泊二日 朝食付き セミダブル 1名 3,132円(曜日関係なく3,456円の日も有り)
- 一泊二日 朝食無し セミダブル 1名 2,592円(曜日関係なく2,916円の日も有り)
朝食付きで3,132円とは破格ですね。付いている朝食もバイキングですから、もうこの価格だと言うことなしです。
それから、那覇グランドホテルにはいいところがもうひとつあります。
それは、ホテルの地下に”海援隊”という居酒屋さんがあることです。海援隊に入るときにはホテルから一度出て別の入り口から入って階段を下ります。
今まで別のお店で飲んだけど、もう少し飲みたいなぁ…なんていうときに、後は寝るだけのお部屋に近いところで飲むなんていうのもいいですよね!
今度は沖縄に到着したときのことですが、朝一の便で沖縄に来るとAM10時頃には国際通りに着きます。
ホテルのチェックイン時間は14時くらいなので、4時間の間、持ってきた大きな荷物はどうしようか?と思いますよね。持ったまま移動するのは大変です。
でも心配はいりません。チェックイン時間前でも荷物だけは預かってもらえます。これは、那グランドホテルに限らずほとんどのことろがOKです。
これで、身軽になり快適に国際通り散策ができます。
レンタカーが必要なとき
一泊二日で沖縄旅行をするときには時間に余裕がないのでレンタカーを利用することはありませんが、二泊三日で行ったときには二日目に利用することにしています。
私が沖縄に行き出した20代の頃は、利用するレンタカーの店舗は那覇空港付近がメインでした。でも現在は、国際通り付近やDFS付近(おもろまち)に何店舗かできているので国際通り付近の店舗を利用しています。
私の経験から言うと、沖縄に着いた初日にレンタカーを借りる場合は那覇空港付近の店舗も便利ですが、二日目以降に借りるなら、宿泊するホテルから近い店舗の方が便利です。
レンタカーを借りるときの待ち時間の面から考えても、空港付近の店舗はお客さんが多く、待ち時間が1時間を超えることもしょっちゅうです。国際通り付近やDFS付近の店舗だと、待ち時間は長くても20分くらいです。
待ち時間が長いと疲れますよね。
肝心なレンタル料金ですが、沖縄は観光地のせいか、とても好意的な価格です。
旅行に行くことが決まったら早めに予約することで早割が適用されるところがほとんどです。
私の定番は、旅行の二日目にホテルから近い国際通り付近の店舗でレンタカーを朝9時に借りて、夕方5時頃返却するパターンです。料金は、早割適用のマーチクラスでノンオペレーションチャージも含めて3,500円くらいです。
朝9時から夕方5時まで借りて3,500円ですが、細かく言うと、店舗の開店時間に借りて閉店時間までに返却すれば料金は同じです。閉店時間は20時のところが多いので、20時まで時間があれば十分観光地を回れます。
自作ツアーパック
一泊二日の場合
航空券を格安で購入する方法と格安で泊まれるホテルのプランをご紹介しましたので、自作ツアーパックはいくらになったかをここで計算してみましょう。
- スカイマーク往復航空券 福岡⇔那覇 9,840円(現在の最安値で計算)
- 那覇グランドホテル セミダブル1泊1人分 朝食付き 3,132円
一泊二日でレンタカー不要なら、もうこれだけで自作ツアーパックは出来上がりました。
- 9,840円+3,132円=12,972円
1人分12,972円です。フライト追加代金が付く既製のツアーパックは26,200円だったので13,228円も浮くことになります。しかも、26,200円のプランに朝食は付いていません。朝食無しでの自作ツアーパックを計算してみると12,432円になるので、その場合は13,768円浮くことになります。
既製ツアーパック1人分の金額で2人行けます!
13,228円浮けば、その分は飲食代やお土産代に回すことができるので、これはもう一度味わうとやめられません。
二泊三日の場合
それなら今度は、二泊三日で計算してみましょう。
- スカイマーク往復航空券 福岡⇔那覇 9,840円(現在の最安値で計算)
- 那覇グランドホテル セミダブル2泊1人分 朝食付き 6,264円
- 9,840円+6,264円=16,104円
二泊三日の場合は、宿泊代金が一日分増える計算になるので、1人分が16,104円になりました。
16,104円で二泊三日の沖縄旅行に行けますが、二泊三日の場合は時間がたくさんあるのでレンタカーを借りてもいいですね。
レンタカーを1日借りると3,500円くらいかかるのでそれをプラスすると
- (16,104円×2+3,500)÷2=17,854円
二泊三日でレンタカーを借りた場合の旅行代金は1人分が17,854円になりました。
17,854円でもまだまだ格安ですね。
熊本から福岡空港までの交通手段
沖縄に格安で行って泊まる方法をご紹介してきましたが、次は那覇への航空便がたくさんある福岡空港までの交通手段についてご案内します。
私が住んでいるのは熊本なので、熊本から福岡空港国内線ターミナルに行くこと例に挙げてお話しします。
一番手っ取り早いのは自家用車で行く方法です。高速道路を利用します。植木インターから入って太宰府インターで下りた場合(福岡都市高速は使わない)は福岡空港付近の駐車場に着くまでに2時間弱かかります。
自家用車で行くと自宅から荷物を載せ、そのまま福岡空港付近の駐車場に行けて良いのですが、一時間近く高速道路を運転しなければならないので神経を使います。その点から考えると、楽でおススメなのは高速バス(ひのくに号)です。
実は最近まで自家用車で福岡空港付近の駐車場まで行っていましたが、ガソリン代・高速代・駐車場代を計算してみると、高速バスで行ってもさほど変わりません。そこで、高速バスを使ってみる気になり、先日初めて高速バスで福岡空港まで行きました。
感想はというと、思ったとおりすごく楽!でした。荷物はあるものの、福岡空港国内線ターミナルの正面に止まるので、降りたらすぐに入り口です。
早く高速バスにしておけば良かったです。この先何か問題が起きない限りずっと高速バスで行くことになるでしょう。
基本的に”ひのくに号”は予約しなくても乗れますが、熊本交通センター発福岡空港行きの始発から2便だけは予約制になっているので気を付けて下さい。予約は、今のところバス営業所の窓口に行くか電話でということになっていて、ネットではできません。受付開始は1カ月前です。
それから、現在は”ひのくに号”の中で回数券を販売していないので、割引料金で利用したい場合は事前に購入しておかなければなりません。”バスもり”というアプリもあり、アプリを使ってスマホ回数券を購入することもできます。その場合は、降車時までにアプリの画面で”もぎる”などの操作が必要です。
アプリを利用して購入するスマホ回数券は4回分で7,000円、バス営業所の窓口等で購入する回数券は4枚7,400円なので、スマホ回数券のほうが400円お得です。
どちらを購入するか迷いましたが、降車する際の手間を考えて今回は通常の回数券を窓口で購入しました。田舎者なので、混雑したら慌てて操作を間違えそうです。慣れてきたらスマホ回数券にもチャレンジしようと思っています。
最後に、キャリーケースのような大きな荷物についてですが、乗車時に運転手さんに言うとバスの左下の広いトランクに入れてもらえます。そこはかなり広いので、他の乗客の荷物がいっぱいで自分の荷物が入れられないようなことはめったにないでしょう。
まとめ
沖縄旅行はとても人気があり、ツアーパックにはたくさんの種類があります。ツアーパックをよく調べると、同じ場所に行くのに会社によって値段に開きがあります。
どこに行くにも同じだと思いますが、何度も行っていると値段の相場が自然にわかってきます。
これは高いのか、安いのか?ということです。
既製ツアーパックは選んで予約するだけだからいいけど、自作ツアーパックは面倒そうで嫌だ…!そう思われている方がいらっしゃるでしょう。
でも、実際は航空券の予約購入と宿泊予約をするだけです。
今回例に挙げた既製ツアーパックは一泊二日、朝食無しで26,200円でした。この金額は、自作ツアーパックの五泊六日の料金にあたります。
スカイマークの”いま得”は最安値での往復運賃でご紹介しましたが、私の今までの経験では一番安く購入できた往復運賃は1人10,500円です。
スカイマーク”いま得”の安値の航空券を購入して近畿日本ツーリストのサイトから那覇グランドホテルを予約すると沖縄に格安で行って泊まることができます。