こんにちは、norikoです。
吉本興業をめぐる騒動について、島田紳助さんが雑誌の取材に応じました。
芸能界の引退から8年、吉本興業について「もともと家族みたいな会社なんや」と言い、宮迫博之さんたちの闇営業問題については「本来なら揉めるような話ではなかった」と語りました。
島田紳助さんは問題の記事が出てすぐ、吉本興業に「どうなってんねん」と聞きましたが、説明を受けたら仕方ないなと思ったし、どうしてこうなってしまったんだろうとも思ったそうです。
それと同時に、自分が芸能界を引退した時のことも思い出しましたが、宮迫博之さんたちは自分の時とは思いが違いました。
「自分の時とは思いが違う」とはどういうことなのでしょうか?
島田紳助さんが芸能界を引退するきっかけになったのは、暴力団との交際が発覚したことでした。
当時、たくさんのレギュラー番組を持ちながら突然の引退となり、ハッキリとした理由もわかりませんでした。
それが、今回の取材で、島田紳助さんが芸能界を引退した理由もわかりました。
本人が詳しく語っていることなので信憑性は高そうです。
そこで今回は、島田紳助さんが芸能界を引退した理由と、芸能界復帰を考えているのかどうかを調べてみました。
ずっと引退したかった
島田紳助さんは暴力団との交際が発覚したときに、正直、「半分ラッキーや」と思いました。
それはなぜかというと、番組のスタッフを食べさせていくためにも辞められなかっただけで、ずっと辞めたいと思っていたからでした。
暴力団との交際が発覚したときは、まさに「今がそのタイミングや!」と思いました。
闇営業問題が発覚したときの宮迫博之さんたちには、島田紳助さんのような「チャンスがあったら辞めたい」という気持ちはまったくありません。
島田紳助さんの言う「思いが違う」という意味は、引退したいか・したくないか・ということで、自分は引退したかったのです。
自分が辞めたら困る人がいると、なかなか踏ん切りは付きません。
それは「責任感」というものですね。
島田紳助さんが8年前に突然引退したときは、暴力団関係の問題で辞めざるを得なかったのかなと思っていましたが、自分の意志だったんですね。
ずっと辞めたいと思っていたなんて意外でした。
引退した理由
島田紳助さんが引退してから2年ぐらい経って上岡龍太郎さんに会ったとき、ニコッと笑った表情で「毎日、楽しいやろ!」と言われました。
(上岡さんとは、今も時々ゴルフに行ったりしているそうです)
その時の島田紳助さんの気持ちは、「ホンマ、俺の気持ちをよう分かってくれてはる!」でした。
そんな気持ちを分かっていない人は、「そろそろテレビに出たいやろ?」と言ってきますが、出たいわけがないそうです。
テレビに出るならば、もう一度頑張らないといけません。
テレビに出るということは、不安に押し潰されながら、とことんまで自分を追い詰めるということ。
それを繰り返していると、ノイローゼみたいになってしまうのだそうです。
普通の商売なら、仕入れたモノが売れなくても仕入れた3千円のモノは残ります。
しかし、芸人の場合は手元には何もないところから始めて、ないものをトーク技でお金に換える必要があります。
島田紳助さんはそれを、野球選手に例えています。
日ごろから、もう打てへんのちゃうか、打てへんのちゃうかって不安と戦いながら試合に出続けるわけや。打っても90メートルやったら外野フライ。でも100メートルやったらホームラン。この、たった10メートルの距離に、ものすごい執着と競争があるわけや。吉本に入る芸人のほとんどが40メートルしか飛ばせへんわけやけど、90メートルやったら飛ばせる子は、何人もいてる。そっから、100メートルに行くのが大変なんや。逆に、いまホームランを打てていても、いつ外野フライばかりになるか。その恐怖に打ち克たないとあかん。うちらは机に座って8時間仕事することができないから、芸人になった。芸人の才能の差なんてほんのちょっとや。90メートルと100メートル、たった10メートルの距離やけど、それがとてつもなく大きい。外野フライとホームラン、評価はぜんぜん違うやろ。
まとめ
吉本興業をめぐる騒動について、島田紳助さんが雑誌の取材に応じました。
芸能界の引退から8年、吉本興業について「もともと家族みたいな会社なんや」と言い、宮迫博之さんたちの闇営業問題については「本来なら揉めるような話ではなかった」と語りました。
それと同時に、自分が芸能界を引退した時のことも思い出しましたが、宮迫博之さんたちは自分の時とは思いが違いました。
今回の闇営業問題の取材で島田紳助さんは、自分が芸能界を引退した理由も明らかにしています。
島田紳助さんが8年前に芸能界を引退した理由は、芸人は手元には何もないところから始めて、ないものをトーク技でお金に換える必要があり、不安に押し潰されながら、とことんまで自分を追い詰め、それを繰り返してきたためにノイローゼになりそうなくらい疲れており、ずっと辞めたいと思っていたからでした。
今まで、どうして引退したのかハッキリとは知りませんでした。
プレッシャーから解放された島田紳助さんは幸せそうで、芸能界に戻ってくることは、今のところはなさそうですね。