こんにちは、norikoです。
雨上がり決死隊の宮迫博之さん(49)など吉本興業の芸人11人が、振り込め詐欺グループの忘年会に出演し、ギャラを受け取っていた件で、吉本興業は6月24日付で全員を謹慎処分としました。
この「闇営業」問題を同7日発売の「FRIDAY」が報道した当初、宮迫博之さんらは「ギャラは受け取っていない」と強く否定していましたが、嘘を突き通すことが出来なかったのです。
ギャラを受け取ること自体、法律違反にはなりませんが、犯罪で得た金銭だと知りながらギャラとして受け取っていた場合は刑法の盗品等有償譲受罪に該当する可能性があり、また、ギャラを所得として申告していなかった場合は脱税(所得税法違反)です。
今回暴露された「闇営業」の余興主が反社会勢力であったことは、吉本興業から処分を受けた全員が「知らなかった」そうですが、果たして、受け取ったギャラの申告はしていたのでしょうか?
現時点で、ギャラの申告をしていたかどうかはハッキリしていませんが、今回の「闇営業」のギャラの税金は支払ったのかどうか推測すると同時に、リスクが大きいのに、なぜ「闇営業」に走るのかも調べてみました。
ギャラの申告は?税金は支払ったのか
本人たちにとっても、税金を払わないのはおいしいことなのですが、それより相手側が困ってしまうので、払いたくても払えません。
今回のように相手側が違法行為で儲けている場合、所得税の申告をしているわけがないので、ギャラを申告したら、大騒動に発展してしまいます。
ギャラの申告が原因で振り込め詐欺グループの存在が発覚し、摘発に至っていた可能性もあります。
そして、「闇営業」の興行主に対して、いちいち「おたくは税金払ってますか?」・「この興行は税務処理します?」などとは聞けないので、ギャラの申告はまず無理だと考えられます。
今回の「闇営業」の余興主・大規模詐欺グループは、2015年6月16日に一斉検挙されています。
そのときの逮捕容疑は、2014年11月~12月に、奈良県のパート女性(72)に電話で架空の会社の社債購入を持ちかけ高額で買い取ると信じ込ませて500万円を詐取したというものでした。
吉本興業の芸人がゲスト出演したのも2014年の12月ですが、そのギャラを翌年の確定申告時に申告したことがもとで逮捕されたわけじゃないので、やっぱり申告はしていない=税金は支払っていないという線が強いでしょうね。
リスクが大きいのに、なぜ「闇営業」に走るのか
「闇営業」については、ほとんどの芸能関係者が「百害あって一利なし」だと述べています。
その上、リスクも非常に大きいのに、なぜ「闇営業」に走ってしまうのでしょうか?
芸能プロダクション社長の話によると、「闇営業」で得た金はあぶく銭だから、よくない行為に使われやすいといいます。
よくない行為とはバクチやクスリなどで、バクチで借金をつくって「闇営業」に走るというケースが多いようです。
ギャンブルなどでの借金は所属芸能プロダクションにも相談しにくいため「闇営業」に走ってしまうという構図です。
また、闇営業のギャラはあぶく銭なので、惜しげもなくギャンブルなどに使えてしまうという一面もあります。
身内や事務所に内緒のお金が必要な場合に「闇営業」に走ってしまうケースが多いようですね。
しかし、ほとんどの場合、見付かったら契約違反で事務所から処分を受けるので、本当にリスクは大きいです。
最悪の場合、クビですよね…?
自分のことじゃなくても、考えるだけで怖いです。
今まで築き上げてきたものが瞬時に消えていってしまいます。
まとめ
雨上がり決死隊の宮迫博之さん(49)など吉本興業の芸人11人が、振り込め詐欺グループの忘年会に出演し、ギャラを受け取っていた件で、吉本興業は6月24日付で全員を謹慎処分としました。
今回暴露された「闇営業」の余興主が反社会勢力であったことは、吉本興業から処分を受けた全員が「知らなかった」そうですが、果たして、受け取ったギャラの申告はしていたのでしょうか?
現時点で、ギャラの申告をしていたかどうかはハッキリしていませんが、今回のように相手側が違法行為で儲けている場合、所得税の申告をしているわけがないので、ギャラを申告したら、
ギャラの申告が原因で振り込め詐欺グループの存在が発覚し、摘発される可能性があります。
このことから、やっぱり申告はしていない=税金は支払っていないという線が強いと推測されます。
そして非常にリスクが大きいのにもかかわらず、なぜ「闇営業」に走るのかというと、それは身内や事務所に内緒のお金が必要だからです。
「ギャラを受け取った」ということまでハッキリしてしまった以上、近い将来、税金を払ったのかどうかも調べられてしまいそうですね。
「闇営業」の闇の部分がよくわかりました。