こんにちは、norikoです。
山口百恵さん(60)が著書を出版することが発表されました。
芸能界を引退して、もう39年も経ったんですね。
今回発売される本はキルト作品集でタイトルは「時間(とき)の花束 Bouquet du temps~幸せな出逢いに包まれて~」・発売日は7月26日です。
オールカラー128ページ編集で表紙に銘打つ著者名は「三浦百惠」となるそうです。
引退してからは決して表舞台に出ることがなかった山口百恵さん。
本が出版されることになり、予約が殺到しているという話です。
山口百恵さんが本を出版されるのは、実はこれで2回目になるのですが、最初に出版された本はどんな内容だったのでしょうか?
そこで今回は、39年前、引退直前に出版された本の内容と、今回キルト作品集を出版する理由を調べてみました。
山口百恵さんのプロフィール
- 名前 山口百恵(やまぐち ももえ)
- 本名 三浦百恵(みうら ももえ)
- 生年月日 1959年1月17日(現在60歳)
- 出身地 神奈川県
- 身長 158㎝
- 血液型 A型
- 事務所 元・ホリプロ(レコード会社はソニー・ミュージックエンタテイメントでした)
- 活動 元歌手・元女優
- 配偶者 三浦友和(みうら ともかず)
1972年12月、オーディション番組「スター誕生!」で、牧葉ユミさんの「回転木馬」を歌い、準優勝して20社から指名を受けました。
出演応募のきっかけは、同い年の森昌子さんがテレビで活躍しているのを見て「自分も森昌子さんのようになりたい」と思ったことでした。
しかし、当時の審査員・阿久悠さんからは、「あなたは青春ドラマの妹役なら良いけれど歌手は諦めた方が良い」と言われたそうです。
1973年4月、映画「としごろ」に出演し、5月21日に同名の曲で歌手としてもデビューしました。
森昌子さん・桜田淳子さんと共に「花の中三トリオ」と呼ばれるようになります。
1974年に文芸作品の名作「伊豆の踊子」に主演し、演技でも高評価を得ることとなりました。
この映画の相手役は三浦友和さんで、2人は映画の共演がきっかけで知り合ったと思われていますが、実は三浦友和さんとはグリコプリッツのCMでこの年の夏に共演済だったのです。
「伊豆の踊子」は一般公募で相手役を募集しましたが、このグリコCMを観た「伊豆の踊子」の監督、西河克己さんが最終選考の中に三浦友和さんの書類を入れたそうです。
三浦友和さんとはその後もテレビドラマやCMでも共演し、絶大な人気を獲得しました。
そして、2人は「ゴールデンコンビ」と呼ばれるほどに!
1979年10月20日、大阪厚生年金会館のリサイタルで「私が好きな人は、三浦友和さんです。」と、三浦友和さんとの恋人宣言を突如発表しました。
その後、三浦友和さんも記者会見で「結婚を前提にして付き合っています」と語りました。
翌1980年3月7日には三浦友和さんとの婚約が発表され、それと同時に「我儘な…生き方を私は選びました。お仕事は全面的に、引退させて頂きます。」と芸能界引退を公表しました。
その一方で、迫り来る引退を視野に入れた形でのレコードのリリースや公演の予定を発表し、当時定着していた引退記念興行が大々的に展開されることになりました。
1980年10月5日、日本武道館で開催されたファイナルコンサートでは、ファンに対して「私のわがまま、許してくれてありがとう。幸せになります。」とメッセージを言い残し、最後の歌唱曲となった「さよならの向う側」で堪えきれずに、涙の絶唱となりました。
歌唱終了後にファンに深々と一礼をした山口百恵さんは、マイクをステージの中央に置いたまま、静かに舞台裏へと去って行きました。
山口百恵さん、スター誕生の審査員・阿久悠さんから「歌手は諦めた方がいい」と言われていたんですね…
その予想は見事に外れましたね。
スター誕生は当時私も見ていましたが、審査員の方がけっこう厳しいことを言っていることが多かったんですよね。
言われた本人はけっこう凹むと思いますが、審査する側からすると、「それくらいで意志を曲げるようなら芸能界ではやって行けない」という意図から、試す意味も含まれていたのではないかと思います。
山口百恵さんと三浦友和さんですが、当時から本当にお似合いの2人でした。
2人はよく共演していたのですが、共演の様子を見ると、何とも言えないオーラを放っていたように思います。
運命の相手なんでしょうね。
39年前、引退直前に出版された本は「蒼い時」
山口百恵さんは引退直前の1980年9月に自叙伝「蒼い時」を出版しました。
この本には複雑な生い立ち、芸能人としての生活の裏面に加え、恋愛や三浦友和さんとの交際についても赤裸々につづられており、発売から1か月で100万部を超え、最終的には300万部を超える大ベストセラーになりました。
それから39年経った今、2回目の著書出版となります。
山口百恵さんの自叙伝「蒼い時」は、けっこう大胆な内容なんですね…
現在の夫・三浦友和さんとの交際についても赤裸々に綴られているなんてビックリです。
今回キルト作品集を出版する理由
今回出版される本には山口百恵さんが作ったキルト作品が掲載されています。
作品数は約70点で、出来たての新作3点も含まれています。
その作品一点一点に、どのような背景で、何に着想を得てデザインし、どのような素材を使ったか…、といった作品解説とエピソードが綴られているのです。
そしてさらに、作品制作風景として、山口百恵さんご本人の近影も数点掲載されています。
それから、期待してしまう出版会見やサイン会などの予定ですが…
残念ながら一切ないそうです。
表舞台へのオファーは数限りないのに、今まで一切応えることはありませんでした。
ここにきての出版は、還暦を迎えた百恵さんなりの、感謝の気持ちの集大成だと見られています。
「出版会見やサイン会などの予定は一切ない」というところが、山口百恵さんらしいですね。
確かに、引退してからの39年間は一切表舞台に出られませんでした。
芸能人って、引退しても表舞台に戻ってくる人ばかりですよね。
控え目だけど、意志の強さを感じます。
39年間、表舞台で山口百恵さんを一度も見ていないことが、今回のキルト作品集の予約殺到の理由なのかもしれません。
一目でも見たい!
まとめ
山口百恵さん(60)が著書を出版することが発表されました。
今回7月26日に発売される本は、キルト作品集「時間(とき)の花束 Bouquet du temps~幸せな出逢いに包まれて~」で、オールカラー128ページ編集です。
著者名は「三浦百惠」です。
この本には山口百恵さんが作ったキルト作品が約70点掲載されており、一点一点の作品解説とエピソードが綴られている外、作品制作風景として、山口百恵さんご本人の近影も数点掲載されるそうです。
山口百恵さんが本を出版するのはこれが初めてなのかと思いましたが、実は引退直前の1980年9月にも本を出版していました。
その本は、なんと自叙伝(通称暴露本)で、タイトルは「蒼い時」。
その自叙伝に綴られているのは、複雑な生い立ち・芸能人としての生活の裏面・恋愛・三浦友和さんとの交際についてでした。
そして、今回キルト作品集を出版する理由は、還暦を迎えた百恵さんが、ファンに対する感謝の気持ちを形にしたかったからです。
山口百恵さんが書いた自叙伝なら、売れるに決まってますよね!
みんな興味津々だったでしょう。
しかも現在の旦那さんのことまで書いてあるというのですごいです。
7月26日に新しく発売される本はキルト作品集という、なんとも癒し系の内容で、それもまた新鮮な感じがします。
39年間見ることのできなかった山口百恵さんの近影も数点収められているというので、楽しみですね。