チンチラの毛球症・消化管うっ滞とは?予防で飼い主にできること

mohairチンチラの飼い方

こんにちは、norikoです。

自分の子供と変わらないほど可愛いチンチラちゃんには病気になって欲しくないものです。

チンチラの平均寿命は10年~15年と言われていますが、最近では20歳を超えても余裕な子がいます。

チンチラの20歳ってどんな感じよ~(*^o^*) 羨ましいなぁ。

どうしたら20年以上生きるのか?

病気しないで事故にも遭わないで過ごすこと。

正確に言うと本人の体質と運、飼い主の管理が全ていいほうに転ばないと実現しません。

20年以上生きることには複数の条件があるということになります。

飼い主にできることだけはどうにかクリアしたい!

病気に繋がりそうなフードを避けたり、事故に繋がりそうな飼育用品の配置を避けることなどがそれにあたります。

どちらもとても大事なこと。

今回はそのうちの病気の予防について考えます。

病気と言ってもいろいろですが、その中の「毛球症・消化管うっ滞」を予防するために飼い主にできることを考えていきたいと思います。

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毛球症・消化管うっ滞とは?

チンチラはたくさんの細かい毛で被われています。

モフモフなのはそのおかげです。

生きているぬいぐるみ(*^_^*)

馴れてくれたら触り放題で、嫌なことも忘れてしまうほどに超癒し系。

チンチラは自分の毛を舐めて毛繕いをします。

その時に少しずつ自分の被毛を飲み込んでいます。

そしてチンチラは齧ることが大好きなため、プラスチックやビニール(異物)などの食べ物ではないものも食べてしまうことがあります。

飲み込んだ被毛が大量だったり、異物が大きいものだと排泄されずに胃の中に停滞します。

それは被毛だけの塊だったり、異物に被毛が絡まった塊だったりといくかのパターンがあります。

これが”毛球症”です。

この大きな塊は排泄できずに詰まり、その状態を”消化管うっ滞”と呼びます。

チンチラは体の仕組みから嘔吐ができないので、それはそれはきついものとなるでしょう。

ショック状態になることもあるといいますが、それも納得できます。

考えただけでも自分もお腹が痛くなってくる…(涙)



毛球症の予防 飼い主にできることは?

毛球症から消化管うっ滞を併発してしまうと重症です。

被毛や異物を飲み込んでも、ちゃんと排泄されれば問題はなさそうです。

便を確認したときに被毛が混じっていることがあると聞きますが、毛球症の前触れかもしれませんね。

毛球症を予防するために飼い主にできることはないのか?

何に関しても「絶対」というのは滅多にないのが現実なんですけど、飼い主なら皆できることがあれば何でも知りたい!と思いますよね。

予防① ブラッシングする

毛球症の予防にはブラッシングが有効です。

強くとかすと痛いので、優しく、優しくよ~(^-^)

抜け毛をできるだけ先に奪っちゃおう作戦です。

できるだけ毛繕いはやらないでね!って言っても言うこときいてくれないのがチンチラちゃん(汗)

自由奔放ですよね…(*^_^*)

予防➁ ストレスから守る

ストレスが溜まらないようにすることも大切です。

ストレスについては、飼い主さんなら誰でも日頃から細かく気を遣っているはず。

でも、どんなことにストレスを感じるかは個体の性格も関係してくるので難しいところです。

チンチラがストレスを感じることは何なのか?

騒音や食事、飼育環境(温度や遊具・多頭飼いなど)、病院の診察といったところでしょうか。

ストレスが溜まると必要以上に毛繕いしたり自咬症(自分を咬む病気)になることがあるので毛球症・消化管うっ滞に繋がってしまいます

予防➂ グルテンフリーのフードを食べてもらう

グルテンとは小麦に含まれるたんぱく質のひとつで、グルテンフリーとは小麦を使っていないもののことです。

最近、この言葉を目にすることが多くなってきましたね^_^

グルテンは水が加わると粘り気や粘着性が出る性質を持っています

その性質を利用して人間が食べるパンや麺、お菓子などを作りますが、小動物用のペレットやおやつにもグルテンで固めたものがたくさんあります。

チンチラちゃんが小麦を使って固めたペレットやおやつを食べると胃の中で粘着性のある物質(グルテン)ができます

そしてそれが胃に停滞している被毛や異物に絡んでしまいます

そうなるとさらに大きな塊になり、その先は想像したくない。

「小麦を含んだフードは絶対に食べないほうがいい!」ということではありませんが、日頃からグルテンフリーのフードを食べてもらうことで少しは危険から回避できます

2015年からグルテンフリーのフードが多くなってきています。

そのうち完全にグルテンフリーになるといいですね。

個体の健康を考えるなら絶対にグルテンフリーがおススメです。

恥ずかしながら、うちではごく最近グルテンフリーのペレットに変えたばかり。

長年チンチラを飼っているのに超時代遅れで情けないし、まだまだ勉強が足りない。(汗)

チンチラちゃんたちごめんなさい。(涙)

うちでは今まで栄養価の面で魅力を感じているイースターのチンチラセレクションをあげていたので、同じイースターのチンチラセレクションプロ(グルテンフリー)に変えました

chinchilla-selection

小麦を使用しているチンチラセレクションは1袋800円~1,000円で、グルテンフリーのチンチラセレクションプロは1袋1,760円(税込)です。どちらもイースターというメーカーのものですが、セレクションプロのほうは売っているお店が少ない。2020年11月現在、熊本で売っていることがわかっているお店はゆめタウン光の森・南館1Fのペットショップ(ワンラブ)とザ・ファクトリーニシムタ合志店のワンラブの2店舗。他にも売っているお店はあると思いますが、イースターの意向で生体販売が伴うペット用品店にしか卸していない様子。通販でも購入できますが、値段が定価より高く設定されているものが多いし送料も上乗せされるので気が進みません。
プロはグルテンフリーなぶん、お値段が倍くらいになっています
それでも、大切な可愛い子のために頑張ってプロを続けていこうと思います。(一般庶民だからですね~、価格は安いほうが助かる。将来もっと安くなればいいなぁ…なんて!)

草食動物のペレットを途中で変えるときには注意が必要なんですよね。

成分が違うものだと少しずつ変えていかないと体に悪いし、味が変わってしまうと食べてくれないこともある。

その点、今回の変更は意外とスムーズにいきました。

たまたま同じメーカーからグルテンフリーのフードが出ていたため、栄養価や成分やがほとんと同じままペレットを固める役目の小麦が他の材料に変わっただけで済みました。

多分味もほとんど変わらないのではないかと。

普通にポリポリ食べてくれたのでホッとしました。



予防➃ ラクサトーンを舐めてもらう

これは、定期的にやると効果がありそうだし、便に毛が混じっているのを発見したときにやってみるのもいいと思います。

便に毛を発見したら病院に連れて行くのが一番安心ですけど、便が普通に出ていて食欲もあり、本人におかしなところを全く感じないなら、まずは自宅で試してみてから病院!という順番でもいけそうです。

フェレット専用に販売されているものですが、チンチラにも使えます。

内臓に詰まった毛を取り除くための毛玉除去剤で、内臓の壁をよく滑らせるようにして排泄を助けます

以前うちの子たちにも使用しましたが、少しずつですが舐めてくれました。

消化管うっ滞の予防 飼い主にできることは?

消化管うっ滞には毛球症が原因じゃなく、胃や腸の機能不全が原因のときもあります

胃腸が働かなくなっているときに小麦(グルテン)が胃の中にあることを想像すると怖いですよね。

消化管うっ滞を予防するために飼い主にできることは、原因になることを避けること。

次のことに注意しましょう。

①食物繊維が不足していないか → フードの種類を考える
➁ストレスは溜めていないか → ストレスが溜まらない環境を整える
➂急激な温度変化が起きていないか → 温度管理を徹底する
➃不正咬合になっていないか → 牧草を主食にして、さらに早期発見にも努める
➄不正咬合になった場合は食べられるフードを研究して食べてもらう → なるべく胃腸を動かす

胃や腸が機能不全になると当然のことながら食事の量が減ります。

食べ物が正常に消化しないので食欲はなくなるでしょうし、もしかすると痛みもあるかもしれません。

小動物は体が小さく体力がないので、食べられなくなると急速に弱っていきます

良くない言い方になってしまいますが、病院に連れて行った後、食事ができるようになるかどうかが運命の分かれ道です。

少しずつでも食べてくれて、食事の量が通常に戻っていけば命は繋がります。

まとめ

動物が長生きするためには病気しないで事故にも遭わないで過ごすことが条件です。

そういえば、野生での弱肉強食もありますね。

人間の場合だと、食べられることはありませんが他人に命を取られてしまうことはあります。

でも、ペットの動物は一頭飼いなら大丈夫だし、人間も命を他人に取られることは稀なので、やはり病気と事故が大きな関門ですね。

今回はチンチラの病気の中の、毛球症と消化管うっ滞とはどんな病気なのか、また、それらを予防するために飼い主にできることは何なのか?についてお伝えしました。

予防するためには他にもいろいろと細かい気遣いも欠かせませんが、ブラッシングとグルテンフリーのフードは必須だな…と思いました。