こんにちは、norikoです。
先日、チンチラの撫長尾くんから出血がありました。
けっこうタラ〜ッと3、4か所に…
え〜っ!? どこから?
さっきまで一緒に遊んでいてどうもなかったのでビックリ。
幸い血はすぐに止まりましたが、心配なので捕まえてひっくり返してみると…
ああ〜、かかとが赤くなってる!
出血はかかとからの様子。
これはソアホック(足底皮膚炎)が怪しい。
ソアホックについては以前から知っていましたので、足底に負担がかからないようにケージの底に予防策として樹脂すのこ(穴が空いています)を敷いています。
傷は右足だけでしたが、出血するくらいなので痛いでしょう(泣)
ナナちゃん、明日病院に行こうね。
ソアホック(足底皮膚炎)の原因
ソアホックの原因は足に負担がかかる飼育環境。
プラス個体の体重ですかね。
うちでは予防策としてケージの底に均一に穴の空いた樹脂すのこを敷いていると申し上げましたが、
それは一応役には立っていそうです。
それじゃ、原因は何なのか…?
私の推測では木のステージにジャンプ! です。
そのときにかかとを痛めたんじゃないかと。
上から木のステージに飛び降りたとき、大きな音がするんですよ。
「バンッ!」って。
それはうちの撫長尾くんがすごい元気もんなことと巨体であることが原因です(^_^;)
体重は800g台だからですね。
もう少しゆっくり移動してくれると負担も軽くて済みそうなのですが、
無理でしょうね(泣)
ケージの中を高速でねずみ花火のように上から下まで円を描きながら走り抜けることもあるくらいですから(汗)
体に傷がある場合はケージ内の除菌に力を入れる必要がありますね。
ケージの中の物の除菌は毎日やっていますが、もっと強化して感染症にならないようにしたいと思います。
【ここからは追記です】
巨体でステージに飛び移ることが原因ではないか?と書きましたが、
それ以前の原因がこちら側にありました(涙)
ステージの取り付け位置が問題なんです。
飛び降りた位置は下すぎると負荷が大きいので、足を痛めてしまいます。
うちでのステージの取り付け位置は少し下すぎでした。
気付いてすぐに位置を変更しました。
足を踏み切るメッシュステージと飛び降りる木製ステージとの間にもうひとつステップを追加して、なだらかに降りられるようにしました。
それ以来、飛び移ったときにたまに聞いていた「チューッ!」という鳴き声は聞かなくなりました。
「あ痛っ!」って言っていたのだと思います(涙)
お薬を毎日塗って傷を治そうとしても、原因になることが改善されていなかったら治りようがありません。
撫長尾くんお母さんのせいでした。
本当にごめんなさい。
ソアホック(足底皮膚炎)の症状
足底の同じところに毎回負担がかかり、赤くなって炎症を起こし皮膚が切れると出血します。
患部をチンチラさん本人が気にし出すと自分で噛んで引っ張り、それで出血することもあるんじゃないかと思います。
皮膚が炎症を起こしたら、少なからずとも痛いか痒いかの感覚はありそうです。
最近うちの撫長尾くんがハンモックの上で毛づくろい(お手入れ)しているときに、かかとをカミカミしているのを目撃しました。
カサブタになってるところをカミカミしたんじゃないかな~?
かかとをカミカミしています
母ちゃん な〜に?
な~に?って…心配なんだよ。カミカミしないでください 血が出るから(泣)
病院で診察
かかとの傷からの出血はすぐに止まったので病院まで行く必要はないかもしれませんが、やはり心配ですし、素人目には軽症でも実際はわかりませんので連れて行くことにしました。
病院では最初に体重を測られました。
体重は845gとのこと。
数ヶ月前にうちで測ったのと全く同じでした。
増えてはいませんけど…
大きいですよね(汗)
あるサイトでチンチラさんが骨太なのか肥満なのか確かめる方法というのを知りまして、早速ですが調べてみたところ、うちの撫長尾くんは骨太じゃないかな?ということで収まりました。
巨体でも毎日回し車でガンガン回って運動もしていますし…
骨太で筋肉質なんじゃないですかね~?
(そう思いたい)
病院の先生からソアホックの原因は肥満だから減量してください!とは言われませんでしたので、肥満ではないことにしておきます。
もしも減量してください!と言われていたなら大好きなバナナチップの量を減らすことになったでしょう。
そんなことになったら撫長尾くん大泣きしますよ。
食べることが大好きで、いつもかつれていますから!
本当にかつれてます(汗)
かつれている様子はこちら↓
体重測定の次はいよいよ患部の診察です。
初めに先生から聞かれたのは床材には何を使っているかということでした。
穴の空いた樹脂すのこです と答えると、
「そうですか(^^)チンチラは元々岩場に住んでいるから足底皮膚炎にはなりにくいんですけどね」
その会話の直後、看護師さんたちに支えられてひっくり返された撫長尾くんのかかとを見た先生が、
「かかとからの出血で間違いないです」
私が前日に確認したときには血が止まっており、出血はかかとからのようでした と伝えたためにそういう言い方になりました。
やっぱりかかとからだったんですね。
先生の説明が、
「かかとも少し赤くなっていますが、出血するほどではないので、ここからの出血ではないようです」
ということになれば心配が増大します。
じゃあどこから出血したのおおお!!! って、
倒れそうになります。
今回は予想通りかかとからの出血で肝心な症状の進行具合はというと、
「そんなに心配はいりませんよ。足の裏はキレイな方です」
だそうで、私の緊張が少し解けました。
「元気がいいんですね!」と言われて診察は終了。
本当に動物が好きなのが伝わってくる先生がご健在でした(*^_^*)
症状は軽症で病院での処置はありませんでしたが傷がまだ治っていないので、1日1回の塗り薬をいただいて帰りました。
家に帰り着いてすぐ、お薬を塗ろうとケージの外のサークルに入れましたが、何かを察知したらしく逃げ回っていました(笑)
でもお母さんにはかないませんので、間もなく捕獲されひっくり返されてお薬を塗られました。
塗られる瞬間はイヤイヤですが、塗られた後はまたすぐに寄って来るので助かっています。
赤ちゃんの頃から毎日「愛してるよ。大好きだよ」と言いながら大切に育ててきたので、自分が可愛がられているのを知っているんですね。
まとめ
うちのチンチラさんがソアホック(足底皮膚炎)になってしまいました。
症状は軽症かな?と思っても病院で診てもらうとハッキリするので安心ですよね。
放っておくと感染症になることもあるので注意が必要です。
これから毎日お薬を塗って様子を見ていきます。
足を使いながらの治療なので、なかなか治らないような気がしていますが、気長に用心しながら一緒に治していこうと思います。