こんにちは、norikoです。
吉本興業の岡本昭彦社長(52)が7月22日、闇営業問題で同社から事実上の解雇処分を受けた宮迫博之さん(49)と田村亮さん(47)による謝罪告発会見を受け、東京都内で緊急会見を開きました。
宮迫博之さんは自ら開いた会見の中で、岡本社長から「俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ」と言われたことを告白。
それに対してダウンタウンの松本人志さん(55)は、コメンテーターを務めるテレビ番組「ワイドナショー」に生出演し、「いつからそんなに偉くなったんだ。会社って”芸人ファースト”でしょ。芸人が金を受け取ったことを認めたら”静観します”と。そしたら吉本にはおられない、いたくない」と自らの進退も口にする事態となりました。
果たして、吉本興業の岡本社長は本当に「俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ」と言ったのでしょうか?
そこで今回は、岡本社長が本当に「俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ」と言ったのかどうかと、緊急会見を開いた理由を調べてみました。
本当に「俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ」と言ったのか
宮迫博之さんが明かした「俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ」と言ったことについて岡本社長は緊急会見のなかで、「力がある」とは言っていないが、「クビにするぞ」とは言ったと説明しました。
そして「クビにするぞ」と言ったのは、「和ませようと思った」からと釈明もしました。
岡本社長の言い分は、「和ませようと思って、冗談で”クビにするぞ”と言った」ということになりますね。
お笑い芸人が所属する事務所の社長が期待通りにウケを狙ったというところでしょうか。
ちょっと苦しい言い訳のようになっていますが…
岡本社長が緊急会見を開いた理由
宮迫博之さん・田村亮さんが自ら会見を開くまでの間に、吉本興業との信頼関係は崩れていました。
それなら、宮迫博之さんらの会見を見たからといって、すぐに自分たちも会見を開こうとは思わないのではないかと思います。
なのに、どうして緊急会見を開いたのでしょうか?
ダウンタウンの松本人志さんは、7月21日放送の「ワイドナショー」(緊急生放送)の中で、騒動の発端となる「ギャラを受け取っていない」と嘘をつき、泣きながら会見した宮迫博之さんと田村亮さんに「急に悪から善になるわけじゃない」とくぎを刺したうえで、「ここまで追い込んだら信頼関係がなくなる。吉本興業はつぶれるんじゃないかと危機感を持っている」と表情を曇らせていました。
宮迫博之さんと田村亮さんが懇願したのにもかかわらず、岡本社長に会えないし、会見もできないことに「吉本興業は日本の人を楽しませる会社なのに、この2カ月は全然面白くない。僕は吉本というか、お笑いが好きなんで憤りを感じる。これは宮迫と亮じゃなくて、僕の問題。許せない」と怒りを見せました。
松本人志さんは7月20日の夜に吉本興業東京本社に東野幸治さん(51)と2人で出向き、大崎洋会長(65)・岡本社長と話し合いました。
そこで、「会社が変わらなければいけない。岡本社長に会見させなければ、この会社がダメになる」と主張したと同時に、事件を起こした芸人たちを引き取るべく「吉本興業の中に松本興業を作りたい」と提案して、会社側もそれを受け入れました。
そして「ワイドナショー」生放送の終盤に、4人で話し合ったときに撮った岡本社長のVTRが流れました。
そのVTRの中で岡本社長は騒動について謝罪し、7月22日に会見することを明らかにしたのです。
吉本興業の大崎会長と岡本社長は、実はダウンタウンの元マネージャーです。
松本人志さんは岡本社長について、「元マネージャーだけど、20年くらい前から言葉遣いが横暴になって、大崎会長にも指摘した」と言い、大崎会長については「僕は大崎洋とずっとやってきたので、大崎が『進退も考えなくちゃ』と言ったのを止めた。兄貴なんで大崎会長がいなかったら僕も辞める」と断言しました。
松本人志さんは大崎会長のことは尊敬できるけど、岡本社長のことは尊敬できないと思っているのでしょうね。
吉本興業の創業者・よしもとせいさんの口癖は「芸人さんのおかげやで」だったそうです。
松本人志さんが「ワイドナショー」で言っていた、「会社って”芸人ファースト”でしょ」というのはこのことだったんですね。
関係がこじれているのに岡本社長が緊急会見を開いた理由は、松本人志さんから「岡本社長に会見をさせなければ、この会社がダメになる」と言われたからでした。
まとめ
吉本興業の岡本昭彦社長(52)が7月22日、闇営業問題で同社から事実上の解雇処分を受けた宮迫博之さん(49)と田村亮さん(47)による謝罪告発会見を受け、東京都内で緊急会見を開きました。
宮迫博之さんは自ら開いた会見の中で、岡本社長から「俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ」と言われたことを告白。
宮迫博之さんが明かした「俺にはお前ら全員クビにする力があるんだ」と言ったことについて岡本社長は緊急会見の中で、「力がある」とは言っていないが、「クビにするぞ」とは言ったと説明し、「クビにするぞ」と言ったのは、「和ませようと思った」からと釈明もしました。
そして、宮迫博之さん・田村亮さんとの信頼関係が崩れているにもかかわらず吉本興業の岡本社長が緊急会見を開いた理由は、松本人志さんから「岡本社長に会見をさせなければ、この会社がダメになる」と言われたからでした。
吉本興業の会長と社長が、ダウンタウンの元マネージャーだったということは初めて知りました。
どうりで会見は断れないはずですね…
本当は会見はしたくなかったのではないかと思います。