こんにちは、norikoです。
2007年に亡くなったZARDの坂井泉水さん(享年40)の本が刊行されることになりました。
タイトルは、ドキュメントブック「永遠 君と僕との間に」(幻冬舎)で、10月24日に発売されます。
坂井さんは数多くの名曲を残されていますが、発表した楽曲のほとんどを自分で作詞されていました。
亡くなられて今年で12年になりますが、名曲の勢いは衰えることがなく、いろいろな場所で坂井さんの曲を耳にします。
そしてあの美貌ときていますから、これからも世間が忘れ去ることはまずないでしょう。
今回は、刊行が決まった坂井さんの本(ドキュメントブック「永遠 君と僕との間に」)に掲載されている内容を調べてみました。
坂井泉水さんの軌跡
坂井さんはモデルやレースクイーンとして活躍後、1991年にZARDのボーカルとしてデビューしました。
1994年の選抜高校野球開会式の入場行進曲になった「負けないで」が160万枚を超える売り上げとなり、スターダムにのし上がりました。
同曲は現在も日本テレビ「24時間テレビ」のマラソンで歌い継がれ広く親しまれています。
作詞も担当し作曲家の織田哲郎さんとのコンビで「揺れる想い」・「マイフレンド」などヒットを連発しましたが2007年5月、入院先の都内の病院で高さ約3メートルのらせん状のスロープから転落し、脳挫傷のため40歳で亡くなりました。
40歳の若さで亡くなられて本当に残念です。
坂井さんの楽曲に励まされてきた人が、すごくたくさんいたのではないかと思います。
澄んだ高音がとてもきれいな声でしたね。
ドキュメントブック「永遠 君と僕との間に」の掲載内容
今回刊行される本は、坂井泉水さんの未公開メモと初公開を含む約90点の写真や、育ての親である長戸大幸プロデューサー(71)の新証言が収録されている永久保存版です。
坂井さんは16年間の活動で発表した全155曲のうち、151曲を自ら作詞しました。
未公開メモとは、作詞のために常日頃、書きためていたものだそうで、ノートや所属事務所のメモ用紙、宿泊したホテルのレターヘッドなど、実に500枚以上に及んでいます。
例えばメモにある「傷つくのが怖い」という文章は、ヒット曲「Don’t you see!」(1997年)の1番のサビを締めくくる「傷つくのが怖いから」のフレーズで登場しており、1995年の阪神大震災の後に書いたとみられる「震災の話」のメモには、翌1996年発表の「TODAY IS ANOTHER DAY」の歌詞である「悲しい現実をなげくより 今 何ができるかを考えよう」とほぼ同じ一文があります。
坂井さんがどのように歌詞を作り上げたのか、メモを見るだけで分かる詳細な内容となっています。
2007年の公式本「きっと忘れない」をベースに、ディスコグラフィーやバイオグラフィーも網羅した永久保存版ということで、計300分にわたる長戸さんのロングインタビューも見逃せないところです。
そこでは、坂井さんが亡くなる数日前の電話のやりとりも明かされています。
長戸さんは、坂井さんが子宮頸がんで闘病中に電話で励まし続けるなか、坂井さんから「新曲の歌詞を書いている」と前向きな言葉を聞きました。
病院内での転落事故で亡くなる数日前には、韓国の俳優パク・シニャンさん(50)からデュエットのリクエストが届いていることを伝え、退院後にレコーディングの準備をしようと話すと、喜んでいたそうです。
坂井さんを公私ともよく知り、一番身近にいた人の証言だからこそ説得力があります。
坂井さんは、はかなげなイメージですが長戸さんによると、素顔はあねご肌で、意思がブレず、昔かたぎで「平成に生きる昭和の女」なんだそうです。
未公開メモとは、「作詞のために常日頃、書きためていたもの」ということなので、今回発売される本は坂井さんの「名言集」なんだな…と思いました。
まとめ
2007年に亡くなったZARDの坂井泉水さん(享年40)の本が刊行されることになりました。
タイトルは、ドキュメントブック「永遠 君と僕との間に」(幻冬舎)で、10月24日に発売されます。
今回刊行される本に掲載されるのは、坂井泉水さんが作詞のために常日頃、書きためていた未公開メモ・初公開を含む約90点の写真・育ての親である長戸大幸プロデューサー(71)の新証言です。
坂井さんの「負けないで」には本当に元気付けられますね。
辛いことがあったときに聞くと効力を発揮します。